2010年04月02日

取り扱い商材についての続き

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 (石)ストーンレップの「マーケティングレポート」

      【取り扱い商材についての続き】
                        vol.92

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合い変わらず、出張が多いストーンレップの竹井です。

本日は、「取り扱い商材についての続き」について、

お話させて頂きます。

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私は石材業界に、約22年間従事しておりますが

基本的に商社の為、

仕入先の人件費・物価値上げなど時代に応じて

当然の如く輸入国・仕入先も替えていきます。



例えば、1980年前半は韓国が主な輸入国・仕入先でした。

韓国は日本と最も近い国ですので

時差も無く製品を輸入する際の納期が、

とても早く地理的に利便性もあり

大変良い仕入先・輸入国でした。

しかし、ソウルオリンピック開催後急に人件費など

物価が値上がりして、

日本国内製品と韓国製品と比較した場合、

差益が得られず日本国内で販売しても

利益が得られなくなりました。

そこで今度は圧倒的に人件費の安い中国に仕入れ先を求めていき

その結果、1990年頃から中国からの仕入れが多くなりました。



日本の石材技術を全て海外に持ち出し

中国の職人に指導して製品を輸入する事から

日本国内の墓石生産工場の仕事が激減し始めた頃でもございます。

初めは製品がとても悪く販売しても返品やクレームが多く

製品としては大変厳しい状況でした。

俗に、中国製品は「安かろう、悪かろう」という評価が多く

品質向上までに時間が多くかかりました。



しかし、その努力の結果、

n仕入れ単価以上の製品品質や出来栄えが日本国内の石材か

ら、評価されるようになったのが、1995年ごろです。

この頃から中国からの輸入量が急に増加して

中国からの仕入れが中心になりました。

そこで更に加工指導や製品品質をよくする為に

中国出張を繰り返し1997年頃から

ようやく安心して墓石製品が販売可能な品質のレベルとなりました。

しかし、今後は中国の人件費・物価の値上げにより

韓国と同じように差益が得られなくなる可能性もあり、

時間はかかりますが異国を生産拠点とする働きが大切だと思われます。



次回は更に深堀します!



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Posted by ストーンレップ at 15:23│Comments(0)マーケティング
 
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